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岡目八目

古田久仁子さん
読売新聞 2017/05/09掲載
古田久仁子さん

(2)日本棋院の雑誌で連載(寄稿連載)

 ◇ふるた・くにこ
 「目指すは初段」を合言葉に、私クニと友人シホは、JR横浜駅西口の「宇宙棋院」に通い始めました。しかし2桁級の相手をしてくれる奇特な人がそうそういるはずもありません。「このままでは上達しない」と気付いた2人は級位者教室に入門、初めてインストラクターの指導を受けます。同じ頃、「囲碁よろしく」というブログも立ち上げました。内容は2人の「囲碁雑記帳」といったところでしょうか。
 囲碁を始めて3年。悔しいことにシホは1級、クニは5級と差がついていました。日本棋院編集部にシホが連絡をつけたのも同じ年。実はシホはクロスワードパズル作家、クニはライターが本業で、出会いは横浜のタウン誌編集部。日本棋院の雑誌にパズル欄がないと気付いたシホは、当たって砕けるつもりでパズルの売り込みに行ったのです。
 そこで意外な展開が待っていました。ブログを読んだ担当者が「シホ&クニさんで、『月刊碁ワールド』に書いてみませんか?」と、言ってくれたのです。
 そこからはとんとん拍子。タイトルが「ハッピーワールド」に決まり、シホは囲碁パズル、クニはエッセー「シホ&クニのドタバタ修行日記」を担当。2009年1月から連載がスタートしました。エッセーでは、へぼな二人が碁会所やイベントへと駆けずり回る日々を自由に書かせていただき、ついに100回を迎えました。これほどの長期連載は他にはないそうです。
 同年には『囲碁未来』でも連載が始まり、今も続いています。日本棋院には足を向けて眠れません。
(フリーライター)
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