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岡目八目

川村麻紗子さん
読売新聞 2013/07/23掲載
川村麻紗子さん

(1)女性の打ち手拡大へ新大会(寄稿連載)

 ◇かわむら・まさこ
 「碁を打つ女性は美しい!」と言われます。
 この数年、若い女性の打ち手が増えてきましたが、まだまだ町の碁会所には男性の姿ばかり。囲碁の素晴らしさを広めるには、女性の打ち手を増やすのが一番です。
 東京には創立四十四年の歴史を持つ「紅友会」があり、女性有段者約百人が月一回の例会に集い、交流してきました。三年前、新風を取り入れようと「紅友会杯」を開催し、一、二回大会とも二百人の参加がありました。そのうち四分の三が外部からでした。
 今回、この大会をベースに、更なる女性囲碁人口のすそ野拡大と、囲碁界の発展を願って、元紅友会会長の門奈玲子さんを代表に、「第一回女流アマ囲碁 勝負美人杯」を企画しました。実行委員会(八名)が主催し、そのメンバーには大会の継承と将来の発展のために、若手とベテランの強豪にも加わってもらいました。
 子どもの大会は様々あるので、参加資格を二十歳以上とし、強い人を選ぶだけでなく、初心者にも真剣な雰囲気を体験してもらえるように、トップアマから十五級まで幅広く参加出来る仕組みとしました。
 全社員に囲碁を薦めている愛棋家社長の会社を始め企業からも支援をいただけることになり、この九月八日、日本棋院で第一回大会を開催する運びになりました。
 いい年で碁を始めた私、なかなか強くならないのが悩みですが、ますます深みにはまって行くことは確かです。
 大会を通じて、囲碁のたのしさ、限りなく深い魅力、素晴らしい出会いを、一人でも多くの女性に知ってほしいと願っています。
(囲碁ジャーナリスト)
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