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岡目八目

読売新聞 2009/11/10掲載
万波佳奈さん

(1)囲碁フェスティバルに3000人(寄稿連載)

 ◇まんなみ・かな
 体育の日の先月12日、東京・港区の六本木ヒルズアリーナで、「IGO・AMIGO」(囲碁アミーゴ)のイベント「囲碁フェスティバル2009」を開催しました。アミーゴはスペイン語で「仲間」の意味。高梨聖健八段、梅沢由香里女流棋聖、王唯任四段ら棋士と社会人の仲間が、若者に囲碁の楽しさを知ってもらおうと活動をしているグループです。
 当日、会場のメーンステージでは前述の棋士に謝依旻女流本因坊、鈴木歩四段、潘坤ユ初段を加えた6人による9路盤公開早碁対局が行われました。武宮正樹九段や三谷哲也五段らが解説を担当してくれました。ヒルズ見物に訪れた人たちも足を止めて下さり、立ち見も出るほどの人気でした。
 囲碁が初めての人のために、会場の2か所で「囲碁入門講座」と9路盤の「指導対局」も行いました。講座は長島梢恵初段ら若手棋士が1時間交代で計8回開き、1回の講座には若い男女や家族連れなど約30人が参加して、列ができるほどの盛況でした。
 9路盤で対局する姿もあちこちで見られ、会場関係者によると、参加者は約3000人。「こんなに活気あるイベントは初めて。囲碁のイメージが変わった」という声も聞かれました。
 この催しは、池袋のサンシャインシティ・ホール、六本木ヒルズの展望台に続いて今年で3回目です。最初は人が集まるか心配でしたが、年々参加者は増えています。
 笑顔で会場整理や9路盤の対局相手などボランティアで運営を支えた約60人の仲間や、うれしそうな参加者を見て、感動の一日でした。
(囲碁棋士四段)
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