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岡目八目

読売新聞 2009/11/17掲載
万波佳奈さん

(2)若者から広げる仲間の輪(寄稿連載)

 ◇まんなみ・かな
 「IGO・AMIGO」(囲碁アミーゴ)は、梅沢由香里女流棋聖が2005年6月、会社員など20、30歳代の若者への囲碁普及を目指して、「由香里と愉快な仲間たち」を結成、賃貸マンションの一室で月2回の囲碁の入門教室を始めたのが始まりでした。
 囲碁を若者の間に広めることによって、囲碁は中高年が打つものというイメージを変えることができないかと考えたのです。
 当時、囲碁は「ヒカルの碁」の影響で小中学生にも人気が出ていましたが、レジャー白書によると、若者で碁を打つ人は少なかったのです。しかし、若者は行動力もあり、携帯電話やメールなど情報伝達も早いので、囲碁が打てる場所と環境を提供すれば、仲間も増えて囲碁の輪はどんどん広がっていくはずです。
 わたしは梅沢さんから「やってみない?」と声をかけられて、2回目の教室から講師役を引き受けました。
 「囲碁アミーゴ」と名前を変えて活動を始めたのは2006年2月。若者が対象ですが、元気でエネルギーがあり、囲碁を普及したいという気持ちのある人なら10代でも中高年でもOKです。
 熱い想いで意思(石)を持ちましょう!
 この楽しさを人に伝えていきましょう!
 こうした「五(碁)訓」も制定しました。
 運営は4人の棋士と商社マン、銀行のOLなど社会人約20人の幹事。リーダー役の梅沢さんがご主人の仕事の関係で静岡県浜松市に転居されたため、今年1月に代表幹事を退き、私が3人の代表幹事の1人を任されることになりました。

(囲碁棋士四段)
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