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上達への指南
青葉かおり四段の「これぞ名古屋流まけたってちょーよ」 読売新聞 2006/11/13掲載
(1)“一石三鳥”お得だがね(寄稿連載)
  こんにちは、青葉かおりです。今から勝率が4割アップする方法をお教えします。名付けて「これぞ名古屋流 まけたってちょーよ」戦法。名古屋もんの特徴をひとつ覚えるたびに、囲碁の勝率が1割アップ。全4回なので毎週見れば4割アップなのはあったりみゃー。さあ、いくでよー。
 ひとつ目は「名古屋もんはお得だがね」。名古屋では一石二鳥の精神が好まれます。ひとつの行動で2倍、3倍の効果を狙うのです。

 【テーマ図】 黒番でイとロのどちらに打ちたいですか。イはただ陣地を囲う手。ロは陣地を囲いながら、白を攻めている手。名古屋もんならどちらを選ぶかはあったりみゃー。1手で二つ以上の働きをする手は逃せません。

 【1図】 にゃに、イの方が大きくみえる? そういう方はこの図を見て下さい。黒1と守った途端、「お得だがねー」と白2に打たれます。白2は白地を増やしながら、黒地を減らし、さらに右側の黒2子も浮いてきます。まさに一石三鳥のお得さで、名古屋もんのハートをがっちりつかみます。

 【2図】 そうはいっても、「テーマ図、ロと打つと左下に打ち込まれるのが心配だがね」という方にはこの図。黒1に白2とツケると黒3、5と隅から受けて、白6には黒7と飛びます。黒の手はすべて、黒地を確定させながら白を攻めています。そして黒7は1手で両側の白石を攻めています。黒の手はすべて1手で二つ以上の働きなのに対し、白の手はただ黒模様を荒らしただけの手です。どちらがお得かは明白ですよね。黒が圧倒的に優勢です。

 【3図】 なので黒1に対し白は2と飛ぶくらい。そこで黒3と▲の石を守りながら黒地を固めます。

 これから対局の時は「名古屋もんはお得だがね」の精神、わすれんでちょー。


●メモ● 青葉四段は1978年、愛知県生まれ。羽根泰正九段門下。96年入段、2002年四段。同年から4年間、NHK杯テレビ囲碁トーナメントの記録係、聞き手を務めた。

【テーマ図】


【1図】


【2図】


【3図】

青葉かおり四段の「これぞ名古屋流まけたってちょーよ」 (1) (2) (3) (4) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]