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上達への指南
青葉かおり四段の「賢いオオカミであれ」 読売新聞 2015/06/30掲載
(1)先に攻めて有利な立場に(寄稿連載)
 囲碁は、弱気になると自分の石がどんどん弱くなり、逆に強気でいけばどんどん強くなるゲームです。アマチュアの方は、子羊のように弱気になりがちではありませんか。
 逃げれば逃げるほどいじめられたという経験を、数知れずお持ちのことでしょう。思いは盤上に表れるもの。オオカミのように強気なほうが、だいたい勝率がよいのです。
 でも、無謀ではいけません。そこで賢いオオカミになるためのテクニックを紹介します。

 【テーマ図】 アマチュア同士の実戦譜で、白が△に打ったところです。黒はどう考えたらよいでしょうか。

 【1図】 実戦は怖がって黒1と逃げました。その結果、弱い石が増え、白8まで攻め込まれてしまいました。黒1とただ逃げるのは子羊型です。では、どうしましょう。
 まず状況判断をしましょう。下辺の黒と白はそれぞれ二つずつ弱い石があります。相手に弱い場所があれば、先に攻めるのがポイントです。

 【2図】 黒1と右下の弱い白石を攻めていきます。右下隅の強い黒石からではなく、自分の弱い石から動くことが大事です。白石を上からどんどん圧迫していく迫力は、オオカミが子羊を追いつめる姿そのものでしょう。
 黒7まで自分の有利な状態を広げていけば、次に黒Aがただ逃げる手ではなく、中央の白への攻めにもつながるのです。
●メモ● 青葉四段は愛知県出身。日本棋院の中部総本部に所属していたが、2008年、結婚を機に東京本院に移籍した。テレビ囲碁番組の聞き手としておなじみの人気者。11年まで6年間、日本棋院携帯サイトで名古屋弁を駆使した『青葉かおりのfrom名古屋だぎゃ』を連載。

【テーマ図】


【1図】


【2図】

青葉かおり四段の「賢いオオカミであれ」 (1) (2) (3) (4) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]