棋聖戦
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上達への指南
淡路修三九段の「アマに学ぶ戦いの呼吸」 読売新聞 2005/03/07掲載
(4)大ゲイマで主導権を握る(寄稿連載)
◆避けたい“模様のバブル”

 アマチュアの方で、やたら模様を盛り上げたがる人がいますが、私は「四線までは(地の)圏内、その上はバブル」と言っています。バブルは避けたいもの。武宮流の模様はいざとなったら戦う模様ですが、アマの方の模様は地が欲しい模様。この差を知ってください。

 【テーマ図】 「淡路塾」でアマ四段クラスの対局ですが、黒1のツメに白2までは完璧(かんぺき)な進行。ここでSさんは黒3と飛びましたが、下辺を盛り上げるには力強くないし、白への狙いも今一つで中途半端でした。

 【1図】 下辺を拡大するなら黒1のケイマでした。白2と受ける一手ですから、黒3と止めれば下辺は立派な勢力となります。

 【2図】 しかし広げ過ぎは少々気が差すならば、単に黒1と飛んでいるのも立派な手です。そして白2のケイマに黒3と詰めることになります。白2に黒Aと受けるのは、地を囲うだけで負けでしょう。
 黒3と詰めて白の腰の伸びたところを黒Bと突いて行くのが、厳しい狙いです。これが生きた碁です。 テーマ図の黒3と緩んだため、白4、6のツケヒキが幸便で白は下辺の模様の拡大を防ぐことができました。 黒の狙いは7の打ち込みにありましたが、白8に黒9、11と行くのでは本来は黒不十分です。

 【3図】 もしシチョウが黒有利ならば、黒1から3、5の強手があります。白6、黒7のときシチョウが白不利だと8が省けず、黒9で白取られ。こんな手筋があることも知っておいてください。

 テーマ図の白12で15と伸びていれば、黒12、白19となって黒散々でしたが、白12に黒13のノビが利いていたのを白はうっかりしていたようです。
 今回は下辺の模様の動向が焦点でした。(おわり)

【テーマ図】


【1図】


【2図】


【3図】
淡路修三九段の「アマに学ぶ戦いの呼吸」 (1) (2) (3) (4) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]