棋聖戦
YOL囲碁サロン POWERED BY パンダネット
YOL囲碁サロンが無料体験できます! 入会前にお試し対局
YOL囲碁サロンとは 既に会員の方はこちら
対局・観戦ソフトのインストール
詳しい資料の請求はこちら
入会のお申し込み




[ 『上達への指南』一覧はこちら → ]
上達への指南
古谷裕七段の「目指せ初段」 読売新聞 2006/03/20掲載
(2)「コウは怖くない」が大切(寄稿連載)
 前回とはちょっと配置が違います。

 【テーマ図】 白5まで、冷静に盤上の双方の石を数えてください。白の3個に対して黒は11個もあります。圧倒的に優勢じゃないですか。怖がる必要はないわけです。黒6のコスミが最善でした。  白7のツケは上手がよく用いるかく乱戦法です。ツケへの対応は、黒8の押さえが最も普通でしょう。白は9のフクレから11とはねてきました。うるさい手ですね。

 【失敗図】 黒1の下がりは弱気で、こう打つ方が多いんです。白2の押しから黒3に白4とはねられ、黒5に白6と押されて、あっという間に囲まれてしまいました。こんなに白のいいなりになっていては、まず勝てないとしたものです。

 【正解図1】 断固として黒1と切る一手です。白2に黒3と抜き、コウを怖がらないことが大切なのです。白4の押しには黒5と伸びていていいでしょう。白6に黒7、白8にも黒9と曲げて、厚くて十分です。黒5で3の右にコウをついでいても断然優勢ですが、白5とはねられた後が難しくなります。黒5のノビの方がわかりやすいでしょう。

 【正解図2】 隅にツケられた時、黒1のノビから3と押し付け、7まで連絡するのも立派な厚い打ち方です。こういう考え方もあり、ぼくはだれにでも打てる手をお勧めしているんです。

 さて、上達への近道です。まず、詰め碁です。なぜ、アマの方に敬遠されるのでしょうか。それは、自力で解かなければ、と思うからでしょう。すぐに答えを見て、何度も見て、理解できればいいんです。1〜3手ぐらいの簡単なものを、家でゴロゴロしながら読みましょう。

●メモ● 古谷七段が目標にしている棋士は高尾紳路本因坊。「手厚い棋風だけど、部分にも神経が行き届いているところが好きで、よく並べて勉強しています」。趣味は5年前から始めたフットサル。

【テーマ図】


【失敗図】


【正解図1】


【正解図2】
古谷裕七段の「目指せ初段」 (1) (2) (3) (4) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]