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上達への指南
石倉昇九段の「『生き死に』をマスターしよう」 読売新聞 2010/03/30掲載
(1)離れた二つの眼で「生き」(寄稿連載)
  囲碁入門者の一つの関門が「生き死に」です。逆に言うと、これをクリアできれば囲碁が楽しくなり、飛躍的に強くなります。「生き死に」のポイントをお話ししていきましょう。

 【1図】 黒地の中に白1と入ってきた場面。ここに白地を作られると黒地は減ってしまいますが、黒10まで白を取ることができます。
 この白は1目の地ができたわけではなく、「死に」(取られている石)という状態なのです。
 なぜなら黒Aと打てば白を取れ、白からはそれを防ぐ手立てがないからです。

 では、どういう状態ならば、「生き」(取られない石)になるのでしょう。「死に」と「生き」は何が違うのかを、右上の部分を単純な形にして、考えていきましょう。

 【2図】 白は2目の地があるように見えますが、実はこれも「死に」。黒Aと打てば白は当たり。白Bと取られても、その後にAの所に黒が打てば、白を全部取ることができます。白からは防ぐ方法がありません。

 【3図】 この形はどうでしょう。黒はAにもBにも打てません。着手禁止点のためです。つまり黒は、この白に手出しができません。これが「生き」の状態です。
 「生き死に」を考えるときに、AとBの点を「眼(め)」と呼びます。離れた二つの眼があれば、生きることができるのです。

●メモ● アマチュア指導に定評がある石倉九段は、「囲碁は、考え方を学ぶことが大切」と話し、独自の「法則=心得」を指導法の要としている。

【1図】


【2図】


【3図】

石倉昇九段の「『生き死に』をマスターしよう」(1) (2) (3) (4) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]