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上達への指南
小西和子八段の「ひとことアドバイス」 読売新聞 2007/04/16掲載
(1)攻めの急所を最優先に(寄稿連載)
 大阪の知人が、アマチュアの全国大会優勝経験者や県代表クラスを集めた研究会を作っています。自分では気づきにくいミスを指摘してもらったり、もっといい手はないかと知恵を出し合ったりすることで、みんなが力を伸ばしています。
 そこでこの講座では、アマ有段者への指導碁などを題材に選び、ついやってしまいがちな、それでいて見過ごしがちな失敗を取り上げ、それをなくして棋力をアップさせるひとことアドバイスをしてみます。

 【テーマ図】 アマ六段の女性と、3子で指導対局を打ちました。左上黒2のかかりに対し、私は白3と低く挟みました。黒14までしっかり形を整え、白15も当然の開きです。
 さて、大場がたくさんありそうな局面ですが、どこに目を向けますか。

 【変化図1】 左辺の白はまだ不安定な形なので、攻めの急所である黒1を最優先するところです。白2、4と頭を出したら、黒5のオキが狙いの一手で、白の根拠を奪います。黒9まで、この白の大石は弱く、今後、負担になりそうです。黒、十分の進行。

 【変化図2】 白2、4とつけ引いてきた時は、黒5、7とがっちり応じるのがよいでしょう。
 白は8と守っても依然、薄い姿。黒9と頭を出して相手を分断すれば、将来、上辺白への攻めも狙えそうです。攻めの急所に打った効果です。

 【実戦図】 黒1と右辺に三連星を敷きました。大場ですが、正解の急場を逃して70点くらい。私は白2と開いて攻められる不安をなくし、黒模様の消しに回りました。その後、黒19では黒Aと肩をつき、白Bに黒Cと、右側の白を大きく攻めたい。ここも惜しい逸機でした。200手近くまで進んで、白の中押し勝ちでした。


●メモ● 小西八段は関西棋院所属。大阪府出身で34歳。師匠は水野弘士九段。1989年入段、04年八段。関西棋院賞の道玄賞、特別賞、山野賞、永井賞などを受賞。昨年は26勝14敗で、関西棋院の女流で勝ち星、勝率ともトップ。

【テーマ図】


【変化図1】


【変化図2】


【実戦図】
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