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上達への指南
大沢奈留美三段の「両ガカリは怖くない」 読売新聞 2009/06/09掲載
(1)「二間高バサミから…」に注意(寄稿連載)
 私が指導碁を打つ時に心がけていることといえば、なるべく本手を打ち、形勢が悪くなってはっきりしたら、すぐに投げることぐらいでしょうか。今回から4回にわたり、両ガカリをテーマにお話しさせていただきます。すべて5子局にしました。

 【テーマ図】白1のカカリに対し、黒イとか3に受けるのはもちろん立派な手ですが、黒2の二間高バサミも積極的で有力な手の一つです。白3の両ガカリ対策は――。

 【変化図1】まずは黒1、3のツケノビが簡明です。白4の三々に黒5と押さえ、白6の渡りに黒7と下をハネます。白の実利と黒の厚みは互角です。

 【変化図2】白1のノビには黒2と押さえる一手です。白3と強引に出てこられたら、黒4とゆるめましょう。白5に黒6、白7に黒8と突き抜いて、この型は「黒断然よし」とされています。

 【変化図3】変化図2の黒4で1と押さえると、白2と切ってきます。黒3と切り、白4、6のハネツギには黒7のツギが肝要です。白8から10には、黒11のハネが大切な手で、15と白を取ることができます。5子の置碁では、天元の置き石が働いて、シチョウ関係はほとんどの場合、黒が有利です。白Aのシチョウが有利だから成立した強硬手段ですが、難解であまりおすすめはできません。

 【変化図4】白1のトビツケには、黒2、4のワリツギから8と曲げて、簡明です。

●メモ● 大沢三段は昨年11月、10年近く住み慣れた東京都中野区から新宿区に引っ越した。気に入っていたのだが、近所で大きな工事が始まったため、泣く泣く転居したという。今の住まいは新宿御苑に徒歩で10分、明治神宮に約20分と、散歩の環境は整っている。気が向いたときは料理もするという。

【テーマ図】


【変化図1】

【変化図2】

【変化図3】

【変化図4】
大沢奈留美三段の「両ガカリは怖くない」(1) (2) (3) (4) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]