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上達への指南
佃亜紀子五段の「序盤で勝つ5子局」 読売新聞 2013/06/25掲載
(1)置き石の力で攻めを狙う(寄稿連載)
 私は、アマの初段から3段ぐらいの方と指導碁を打つ時、なるべく5子局にしています。5子局で勝ち方をマスターすれば、4子でも、6子以上置いた場合でも応用がきくと思っているからです。
 5子局では序盤がポイントです。講座の題材は実戦の指導碁から採りました。皆さんの上達の一助になれば、うれしい限りです。

 【テーマ図】 白9の三々にどう打つのが正解でしょうか。白7の押しは下手を迷わせる変化球で、私は多用しています。

 【参考図1】 黒1は右辺を守ろうという発想ですが、方向が逆です。白2に黒3と曲げると、白4に黒5と愚形につがされます。△と▲の交換が大変な利かされになっています。これはいけません。

 【参考図2】 方向としては、黒1とこちらを遮るのが正しいのです。右辺で白に少々の地を与えても、大したことはありません。
 問題は黒3の飛びです。これは自分の安全を図ったものですが、弱気すぎます。白4とゆったり開かれては、白に両方打たれたことになり、黒は力を出す場所がありません。甘いでしょう。

 【正解図】 黒3の二間高バサミが正しいのです。白4のケイマに黒5と飛んで、白への攻めをじっくり狙います。
 このように、序盤から置き石の威力を発揮するのが勝利への近道です。
●メモ● 佃五段は1971年、大阪府高槻市出身。6歳のころ、父親から囲碁の手ほどきをうけた。関西外国語大学4年生だった93年に入段。2006年五段。94年、第13期女流本因坊戦で吉田美香女流本因坊に挑戦。囲碁番組の司会を務めることも多く、99年、テレビ番組制作者会賞を受賞している。

【テーマ図】


【参考図1】

【参考図2】


【正解図】

佃亜紀子五段の「序盤で勝つ5子局」 (1) (2) (3) (4) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]