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上達への指南
清成哲也九段の「石を囲うゲーム」 読売新聞 2005/03/14掲載
(1)相手の石を取りにいく(寄稿連載)
 最近、いろいろな席で、「囲碁のルールは知っています。陣取りゲームですよね?」などと言われる方が多くおられることに驚いています。大まかなルールをご存じの方が、実戦を楽しめる要領をお話ししてみます。

 【基本図】 上級、有段者と対局する時は、9子(星目)のハンデを付けてもらい、対局を始めます。
 白1、3は「小ゲイマガカリ」、5、7は「二間高ガカリ」といい、このように、隅の置き石に、少し離れて打ってくるのが普通ですが、黒も2、6は「小ゲイマ」、4、8は「一間」と、少し離して受けておきます。

 【1図】 (陣取りは失敗)
 白1や5は、「ツケ」という少しやっかいな手ですが、黒2、4と、白のいいなりになったり、黒6とソッポを向いて、白7以下に黒12まで、少しでも地を囲う、などの作戦では、白にどんどん付け入られてしまいます。

 【2図】 (ツケにはハネる)
 白1のツケには、黒2とはねて受けるのが正着。これは、次に黒イの手段が狙いになり、スキあらば、白を攻撃して取る、という姿勢を見せることが大切です。白3の切断が心配ですが、黒4からシチョウで取れます。白7にも黒8が良く、白9の切断には、黒14まで、ロ、ハの地点が守れており、白を捕まえることができます。どちらの隅でも、白のカカリに受けておいた手が働いていますね。

 【3図】 (斜めには真っすぐ)
 白1は「ノゾキ」という手段ですが、これには黒2と、しっかり連絡するのが正着。白3と斜めに打ってきたら、黒4、白5には黒6と受け、次にイの断点を狙います。

 相手からつけたり、近くに来られたりしても、怖がらずに受け、取れる石は、しっかり捕まえ、スキあらば相手の石を取りにいく。「石を囲む」の第一歩です。
●メモ● 清成九段は1961年11月、宮崎県生まれ。倉橋正蔵八段門下。
76年、関西棋院入段、86年九段。95年、NHK杯準優勝。92年、NHK囲碁講座の講師を務めた。

【基本図】


【1図】


【2図】


【3図】
清成哲也九段の「石を囲うゲーム」 (1) (2) (3) (4) (5) [ 『上達への指南』一覧はこちら → ]