棋聖戦
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岡目八目

読売新聞 2006/03/20掲載
菊池康郎さん

(6)三大棋戦に半世紀連続出場(寄稿連載)

 今回は、私の棋歴についてお話ししましょう。
 初めて全国レベルの大会に出たのは、昭和31年、第2回アマ本因坊戦でした。このときは準決勝で水野弘士さん(関西棋院九段)に敗れ4位でしたが、翌年、水野さんに決勝で雪辱し初めて優勝を飾りました。27歳のときでした。以来、本因坊戦は縁起がよく、通算13回の優勝ができました。
 アマ十傑戦は、昭和36年から始まりましたが、こちらは縁がなくなかなか勝てず、初めて優勝できたのは第8回でした。それでも通算8回の優勝を飾ることができました。
 アマチュア三大棋戦のもう一つ、世界アマ日本代表決定戦は、昭和52年の日本棋院アマ選手権戦が始まりですが、こちらは5回優勝しています。
 私が誇れるのは、この三大棋戦に毎年一つも欠かさず参加していることです。招待選手という恵まれた点はありますが、昭和31年以来半世紀にわたって出場を続けられたのは、健康も含め奇跡的だと思います。
 三大棋戦の優勝は計26回になりますが、もう一つ忘れてならないのが平成4年千葉市で開催された第14回世界アマ選手権戦の優勝です。これを加えて、優勝は27回になります。
 世界アマといえば、昨年「愛・地球博」の名古屋市での大会は生涯の思い出に残るものでした。出場選手が若返っていく中で、75歳はダントツでしたが、世界の若人との交流は楽しいものでした。今だから告白しますが、大会数日前まで放射線治療をうけていたため、一時は出場辞退も考えました。しかし、4日間無事に責任を果たすことができ、感激ひとしおでした。
 私は現在76歳ですが、何歳まで打てるか、そこそこ頑張ることができるか。これからの私の目標です。
 一時は80歳を目標にしていましたが、目標を変えないといけませんかね。将来、「菊池という男が、何歳まで頑張った」というメッセージが年配者の励みになれば、私の囲碁人生は意義あることになると思っています。
(緑星学園主宰)
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